UR賃貸は本当にやばい?11の真実と対処法をご紹介

UR賃貸は本当にやばい?11の真実と対処法をご紹介

UR賃貸は、都市再生機構(UR)が提供する公営住宅で、多くの人々にとって魅力的な選択肢です。

しかし、インターネット上には「UR賃貸はやばい」・「UR 団地 やばい」という声も少なくありません。

何をやばいと思っているのか、人によって異なるみたいです。

本記事では、UR賃貸に関する11の真実を明らかにし、その対処法を詳しく解説します。これにより、UR賃貸に住むことが本当に「やばい」のか、実際のところを理解していただけるでしょう。

UR賃貸のメリットとデメリット、建物の問題点、そしてそれらに対する具体的な対処法について、徹底的に検証します。

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UR賃貸とは?メリットとデメリット

UR賃貸とは?メリットとデメリット

まずは、UR賃貸とは何か、メリット・デメリットをご紹介しますので、大まかなUR賃貸のイメージを理解して頂きたいと思います。

メリット

UR賃貸の最大のメリットは、入居審査(お申込み資格)が明確で、保証人不要、礼金・仲介手数料がかからない点です。

UR賃貸のメリット
  • 初期費用がお得
    →礼金・仲介手数料・24時間サポート・鍵交換代・消毒費・火災保険・保証会社など不要
  • 維持費がお得
    →更新料・更新事務手数料・保証会社の更新料・火災保険の更新料などが不要
  • 入居基準が明確で入居しやすい
    →お申込み資格を満たせば入居可能&保証人が不要
  • その他
    →地域コミュニティや管理サービス事務所の安心感など、URならではのメリットが多数

また、住居の種類や間取りが豊富で、自分のライフスタイルに合った物件を選ぶことができます。さらに、長期間にわたり安定した家賃で住み続けることができるため、計画的な家計管理がしやすいという点も魅力的です。

UR賃貸は、民間の賃貸物件と比較しても、特に家族向けや高齢者向けのサービスが充実しており、コミュニティ形成も積極的にサポートされています。

デメリット

一方、UR賃貸にはいくつかのデメリットも存在します。まず、物件によっては老朽化が進んでいる場合があり、設備が古い場合もあります。

また、物件の立地が必ずしも便利とは限らず、公共交通機関のアクセスが悪い場所もあります。

UR賃貸のメリット
  • 築年数・設備共に古い団地が多い
  • 交通アクセスがあまり良くない(最寄りの交通機関がバス停など)団地が多い
  • 民間の賃貸物件より広めの間取りとなっているため、家賃が割高に感じる
  • 入居審査(お申込み資格)が厳しいと感じる人も一定数いる
  • ペットが飼育したい人には、あまり向いていない

などなど…

さらに、UR賃貸は民間の物件と比べると、広さがある分、家賃が高めに設定されていることがあり、コストパフォーマンスを考慮すると必ずしもお得とは言えません。これらのデメリットを理解した上で、自分にとって最適な住居を選ぶことが重要です。

UR賃貸の「建物」がやばい?

UR賃貸の「建物」がやばい?

UR賃貸の「建物」に関する”やばい”と言われるポイント5つをご紹介します。

①建物や設備の老朽化が目立つ

①建物や設備の老朽化が目立つ

UR賃貸の中には、築年数が経過している建物も多く、老朽化が目立つケースがあります。特に、外観の劣化や共用部分の破損、古い設備がそのまま使用されていることがあります。

これに対する対処法としては、物件見学時に細かくチェックし、管理がしっかり行き届いているのか、外観や内観を細かく確認することが重要です。

また、気になる部分がある場合は、URの営業センターで大規模修繕計画や修繕予定があるのか確認することで、気になる問題点が解消される予定か把握することができます。

なお、住民からのフィードバックや評判をネットで調べて参考にすることで、問題のある物件や団地で抱えているトラブルがある場合は避けることができます。

②エレベーターが無い団地も多数

②エレベーターが無い団地も多数

UR賃貸にはエレベーターが設置されていない団地も多く存在します。特に、低層の団地ではこの問題が顕著で、階段の上り下りが困難な高齢者や小さな子供を抱える家庭には大きな課題となります。

エレベーターが無い場合は、お引越し・お買い物帰り・赤ちゃんを抱えたベビーカー移動・高齢者の出入りなど、色々と不便なポイントがあります。

これを解決するためには、事前にエレベーターの有無をUR営業センターやUR賃貸ショップに確認し、自分の生活スタイルに合った物件を選ぶことが大切です。

体力に自信がある方はお得かも!?

UR賃貸では、エレベーターが無い団地の4・5階はU35割の対象物件になっていることが多いです。

体力に自信がある35歳以下の方であれば、エレベーターを我慢して、お得な家賃で住むことを検討してみても良いでしょう!

③網戸は入居者が設置

③網戸は入居者が設置

UR賃貸では、入居者が網戸を設置しなければならない場合があります。これは、特に夏場に虫の侵入を防ぐために重要なポイントです。

入居前に、網戸が設置されているかどうかを確認し、必要であれば自分で取り付ける準備をしておくことが求められます。

また、網戸が無いお部屋を選ぶ際は、設置に関する費用や手間を考慮して、あらかじめ予算に組み込んでおくと良いでしょう。

④エリアによっては害虫が多い

④エリアによっては害虫が多い

UR賃貸の物件が立地するエリアによっては、害虫が多い場所もあります。

特に、郊外や自然に近い地域では、ゴキブリやムカデなどの害虫が発生しやすい傾向があります。これに対しては、定期的な害虫駆除や防虫対策が必要です。

URの物件では、定期的な害虫駆除サービスが提供されている場合もあるので、契約時に確認すると良いでしょう。また、自身でも防虫グッズを用意し、住環境を整えることが大切です。

⑤断熱性能と光熱費への影響

⑤断熱性能と光熱費への影響

UR賃貸の古い団地の中には、断熱性能が低く、冬は寒く夏は暑いという問題があります。

このような物件では、光熱費が高くなる可能性があります。入居前に断熱性能を確認し、必要に応じて断熱シートやカーテンなどを取り付けることで対策が可能です。

また、エコな生活習慣を取り入れることで、光熱費の節約にもつながります。UR賃貸の物件選びでは、断熱性能とそれに伴う光熱費のバランスを考慮することが重要です。

UR賃貸の「募集」がやばい?

UR賃貸の「募集」がやばい?

募集条件や募集方法などに関する”やばい”ポイントをまとめてみましたので、ご紹介します。

①入居審査が厳しい

①入居審査が厳しい

一部の方にとっては、UR賃貸の入居審査は厳しいとされています。

特に、収入基準が明確に定められており、これを満たすことが必須です。例えば、単身者の場合、家賃62,500円未満の物件を借りるためには、月収が家賃の4倍以上であることが求められます。これに対し、家賃20万円以上の物件では、月収が40万円以上必要です​。

家賃世帯の場合
必要な月収
単身者の場合
必要な月収
82,500円未満家賃の4倍以上
82,500円以上
20万円未満
33万円以上
62,500円未満家賃の4倍以上
62,500円以上
20万円未満
25万円以上
20万円以上40万円以上40万円以上
家賃と月収の基準
上記を満たさない場合は
  • 家賃の一時払い制度を利用
    →家賃の1年分以上を前払い
  • 貯蓄基準制度を利用
    →家賃100倍の貯蓄(通帳残高など)を証明

さらに、申込者本人またはその親族が反社会勢力と関わりがないこと、入居可能日から1ヶ月以内に入居できることなども条件に含まれます​。

②人気物件の競争率が高い

②人気物件の競争率が高い

UR賃貸の人気物件は非常に競争率が高いです。特に、都心部やアクセスの良い場所にある物件は申し込みが殺到します。

そのため、希望する物件に入居するためには、早めの申し込みが必要です。物件の競争率を避けるためには、事前にリサーチを行い、複数の候補を用意しておくことが重要です。

また、UR賃貸のウェブサイトは1日6回更新されるため、最新情報を常にチェックする習慣をつけましょう。

③内見は自分で行う

③内見は自分で行う

UR賃貸の内見は基本的に自分で行う必要があります。これは、一般的な不動産会社が提供する案内サービスとは異なり、自己責任で物件を確認することが求められます。

しかし、不動産会社の人に嫌な部分を隠されたり、上手いこと言い包められてデメリットに気付かない、次の部屋の内見へ急かされたりといったリスクは無いため、冷静に思いのまま部屋を細かく精査できる点は大きなメリットになります。

内見を行う際には、建物や設備の状態をしっかりとチェックし、写真やメモを取ることが推奨されます。また、内見時には周辺環境も確認し、生活に支障がないかを見極めることが大切です。

UR賃貸のその他「やばい」情報

UR賃貸のその他「やばい」情報

その他の”やばい”ポイントもご紹介します。

①特別募集物件は事故物件

①特別募集物件は事故物件

UR賃貸には「特別募集物件」というカテゴリーが存在します。

これらの物件は、通常よりも安い家賃で提供されていますが、その理由として過去に事故があった物件である場合があります。特別募集物件に応募する際には、その背景を十分に理解し、納得した上で契約を行うことが重要です。

https://twitter.com/Rakuchin_Rent/status/1804816145633178096

また、可能であれば、前住民で何があったのかURの営業センターへ尋ねることも一つの方法です。

②広いため若干家賃が高額に感じる

②広いため若干家賃が高額に感じる

UR賃貸の物件は一般的に広めに設計されています。そのため、他の賃貸物件と比較すると、家賃が高額に感じられることがあります。

しかし、広い部屋は家族向けや荷物が多い人には大きなメリットとなります。家賃と広さのバランスを考え、自分のライフスタイルに合った物件を選ぶことが大切です。

さらに、UR賃貸の物件は敷金や礼金が不要であるため、初期費用が抑えられる点も考慮に入れるべきです。

③自治会や行事がある

③自治会や行事がある

UR賃貸の物件には自治会が存在し、定期的に行事が行われることがあります。

これにより、コミュニティの一員としての参加が求められる場合があります。自治会活動は、近隣住民との交流を深める良い機会となりますが、忙しい人やプライベートを重視する人にとっては負担となることもあります。

自治会や行事に対する自分のスタンスを事前に確認し、負担にならない範囲での参加を心がけることが重要です。

UR賃貸のに住む人の口コミと評判

UR賃貸のに住む人の口コミと評判

ポジティブな体験談

UR賃貸に住んでいる多くの人々は、そのメリットを評価しています。例えば、初期費用が低く抑えられる点や、保証人が不要で手続きが簡単であることが挙げられます​​。

また、物件の種類や間取りが豊富で、自分のライフスタイルに合った住まいを選べる点も好評です。さらに、UR賃貸は更新料が不要で、長期間安定した家賃で住むことができるため、計画的な家計管理がしやすいというメリットがあります。

具体的な例として、家賃が手頃でありながら、設備が整っていることが挙げられます。例えば、家族向けの広い物件や、ペットと暮らせる物件など、多様なニーズに対応した住居が用意されています。これにより、多くの入居者が満足のいく生活を送っているのです​。

ネガティブな体験談

一方で、UR賃貸にはいくつかのデメリットも存在します。例えば、物件によっては老朽化が進んでいる場合があり、設備の更新が行われていないことがあります。

また、物件の立地が必ずしも便利とは限らず、公共交通機関のアクセスが悪い場所もあります。さらに、UR賃貸は民間の物件と比べると、家賃が高めに設定されていることがあり、コストパフォーマンスを考慮すると必ずしもお得とは言えません。

具体的なネガティブな体験としては、共用部分の管理が行き届いていない物件もあります。例えば、エントランスや階段が汚れていたり、チラシが散乱している場合など、物件の管理状況が悪いと感じるケースもあります。また、生活音に対する防音対策が不十分な物件もあり、隣人の騒音に悩まされることがあります​ 。

【まとめ】UR賃貸は本当にやばいのか

【まとめ】UR賃貸は本当にやばいのか

総合的に見ると、UR賃貸には多くのメリットといくつかのデメリットが存在します。入居者のニーズやライフスタイルによって、UR賃貸が最適な選択肢となるかどうかが決まります。

物件選びの際には、しっかりと情報収集を行い、自分にとって重要なポイントを確認することが大切です。UR賃貸の物件には多様な選択肢があり、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、自分に合った住まいを見つけることができれば、快適な生活を送ることができるでしょう​​。

UR賃貸は、その特徴や条件を理解し、慎重に選ぶことで、やばいと言われる問題点を回避しつつ、安心して住むことができます。本記事が、UR賃貸に関する理解を深め、最適な住まい選びの参考となれば幸いです。

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